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2017年10月15日 (日)

「イノベーションが多摩ニュータウンの未来を拓く」団地管理組合がCO2削減を意識する時

ドイツのように国が外断熱を義務付けるのではなく、日本は団地管理組合が積極的に外断熱化を推進するのであれば補助するというスタンスを執っています。ですから組合が外断熱の価値に気付かない限り実現しない仕組みですから、その具体化件数は非常に少ないのが現実です。私の住んでいる団地管理組合では、何度か外断熱の良さを解ってもらうために団地内でメーカーを呼んで勉強会を重ねていました。そんな折に国が始めた省エネ事業に対する補助金申請に気づいた私が管理組合の新年会で話題にしたのが外断熱改修の始まりでした。

当時のNPO外断熱推進会議が議員連盟で勉強会を重ねていたのを思い出します。私も衆議院会館で団地の外断熱化の可能性について講演した覚えがありますが、それが補助金の具体化に何らかの影響を与えたものだとすれば嬉しい限りです。とはいえ団地の管理組合が補助金申請にタイミングよく反応できるとは限りません。マンションには長期修繕計画があります。外壁については10年から12年で修繕計画を立てているのですが、そのタイミングでなければ外断熱化の取り組みもできません。幸い私の団地の外壁修繕が10年目に差し掛かっていたというのもあったので、長期修繕計画の中に急遽、外断熱改修を織り込んで見ようという試みになったのです。当然、外断熱化の補助金が出なければ実現しないので、まずはチャレンジということで申請してみました。

はたして補助金対象に選定されましたが、応募件数が多かったようで、当初の補助金募集要項の1/2補助ではなく1/4補助になったのですが、まずは急遽居住者アンケートを取ることにしました。補助金対象になったが実施の可否を問うアンケートです。複数の権利者が居る団地では合意形成が難しく、個人負担が伴う合意はとれません。幸い修繕のための積立金がある程度あったことで外断熱改修は補助金が加われば積立金の枠内で外断熱化ができるというのが見通せていました。それに以前から勉強会を重ねていたので断熱についての意識も高いのです。アンケート結果はほぼ全員合意でした。

国の補助事業が2008年暮の発表でしたから、それから10年です。多摩ニュータウンの事例では2015年3月に築年1982年のエステート鶴牧団地(鉄筋コンクリート造・地上2~5階建て 29棟総戸数356戸)の団地が国の補助を受けて外断熱化が実現しました。10年間に二つの団地というのは少ないと思います。その間、足場を掛けて大規模修繕工事を行った団地は山ほどあるのですが、具体化するにはハードルが高いのです。そこのところに何らかのきっかけづくりができればと思うのは私だけではないはずです。何とかしたいのですが、いい方法を見つけたいものです。

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