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2017年10月 5日 (木)

「イノベーションが多摩ニュータウンの未来を拓く」多摩ニュータウンには大量に同一規格で供給された階段型の住棟があります。それを共通のコンセプトで改善する方法を考えます。

壁構造の建物は耐震的には安心なので、長期に渡ってスケルトン(建物の構造体)を活用したいと思います。その為にはインフィル(建物の設備や内装)を様々な使い方に変更できることを知らしめることが大切です。そこでのポイントは設備です。特に排水がポイントとなります。排水は各階共通の竪管(たて管)に接続することになりますので、その位置まで一定の勾配で配管することになります。だいたい1/50の勾配で行いますが、台所からの排水管の太さは50mm、トイレの排水は75mmが標準になりますから、それらを動かすとなると配管ゾーンを確保するのが大変です。以下の例では水回りの床を15センチ上げた設計になっています。その中に排水管を収めることになります。

室内では段差のない生活が望ましいのですが、現実には水回りを一段上げている設計は多くあります。実は私の家もそうです。昭和61年供給の公団分譲ですが水回りは12センチ上がっています。個々の住戸でのプランの違いによりその段差も異なりますが水回りの処理として一般的な方法です。

水廻りについては時代により大きく変化しています。便器の大きさや機能が変わりました。布製の便座カバーを便座に巻いていたのから便座ヒーターが登場しました。それから間もなくウォッシュレットになりました。そもそもトイレにはコンセントがありませんでしたから、そこから変えなければなりません。最初はハイタンクの便器でしたからトイレは狭くてもすみました。タンクを背中に背負うのは時代が進んでからで、タンクが上から下に降りても、狭いのでコーナー型になった時代もありました。そんなこんなでトイレ一つとっても大変革の歴史です。

浴室も大変化がありました。下にアスファルト防水をしてタイルやモルタルで覆う在来の浴室からユニットバスが主流になりました。そのことで排水が各住戸の床上で処理できるようになりました。洗濯機も二槽式から一槽式になり防水パンの大きさも変わりました。洗面所もユニット化しましたし台所はさらに機能的にシステムキッチンへと変化していきました。カウンターは人工大理石になり、電子レンジは当たり前、皿洗い機やIHコンロ、浄水器が蛇口に組み込まれるなど温水との混合栓も当たり前になりました。

その他、照明のLED化、冷蔵庫やエアコンの省エネ化、コタツよりホットカーペットが利用され、テレビの薄型化と大画面化が現実になりインターネットも普及しています。すべての時代の進歩が住宅には反映されてきます。しかし、スケルトンとしての建物構造は長期に渡って使えるのです。

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