« 『男と女』教育費無償化という動きに進言 | トップページ | 「イノベーションが多摩ニュータウンの未来を拓く」団地管理組合が主体となるビジネス »

2017年10月20日 (金)

『男と女』進学率の男女差にコメント

昭和44(1969)年79.4%、平成17(2005)年96.5%は高校進学率の男女差がクロスするポイントです。流れは男性優位から始まりますが丁度オイルショック当たりから女性の進学率が追い抜いていきます。そして長い間女性優位が続いてバブル景気にも同様しないで女性の進学率が上回って、ようやく平成不況の長いトンネルから抜け出せないまま、男女の進学率が均等に成っていくのが平成17年なのです。その後は男女差が均衡しています。

一方、大学進学率の推移は昭和63(1988)年36.7%あたりでターニングポイントがあります。そして平成11(2001)年48.6%あたりで逆転して、さらに平成26(2014)年55.1%で均衡します。基本的には男女格差は是正され、進学率は伸びていくのですが大学進学率は経済の浮揚に敏感に反応して上下しています。ところが高校進学率は安定して推移しています。そこで昨日のコラムでは高等学校の学費の無償化を唱えてみたのですが、大学についてはまだまだ国民の均等負担としての環境は整っていないと思います。

大学進学率の最初の山は昭和39(1964)年19.9%は東京オリンピックでした。その後景気はうなぎのぼりで高校、大学進学率共に上昇します。そして昭和50(1975)年38.4%で頭打ちです。オイルショック、ニクソン・ドクトリンで経済は低迷します。すると大学進学率そのものが低下し始めます。その低迷は平成2 (1990)年36.3%まで続きます。その後はバブル景気です。大学進学率は平成14(2002)年48.6%まで上昇しますが、少しバブル経済の後遺症で銀行が貸し剥がしなどと不況企業から貸付返済を迫ります。そして再びゆっくりと大学進学率は動きます。2010年56.8%あたりに再びピークを迎えて2013年55.1%と再びボトムを体験します。今度はリーマン・ショック後の景気低迷の影響ですが、それは短期に経済も回復して今は人手不足ですから平成29(2017)年速報では大学進学率は57.3%と過去最高だそうです。

大学進学率の基本は就職活動にあるように見えます。いい職場に就職したいがための大学という選択です。だから大学同士の競争が働きます。国立大学だからと言って安穏とはできない時代です。大学そのものの進化が魅力を創出し、良い学生を育てます。そこに日本の未来があるような気もします。進化した大学に未来を託したいものです。

 

image

« 『男と女』教育費無償化という動きに進言 | トップページ | 「イノベーションが多摩ニュータウンの未来を拓く」団地管理組合が主体となるビジネス »

コミュニティ」カテゴリの記事

「学問・資格」カテゴリの記事

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174635/65938918

この記事へのトラックバック一覧です: 『男と女』進学率の男女差にコメント:

« 『男と女』教育費無償化という動きに進言 | トップページ | 「イノベーションが多摩ニュータウンの未来を拓く」団地管理組合が主体となるビジネス »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ