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2017年12月14日 (木)

賃貸団地と分譲団地が40年も経つと-賃貸住宅編

それぞれに特徴があって、説明を加えないと正確な情報は伝えられないので、少し段落を分けて説明したいと思います。

まずは多摩ニュータウンにある40年経過した賃貸は東京都が供給する低所得層向けの公営住宅つまり都営住宅と、中堅勤労者向けのUR賃貸住宅と公社賃貸住宅になります。公的賃貸住宅は入居段階の所得階層で分けられますし家賃体系が違うので公営住宅には収入の少ない高齢者が集中しやすく、UR賃貸などは持ち家の無い40代50代の勤労単身者が集まりやすくなります。というのも40年経過の公的賃貸住宅は全体的に50㎡未満と狭く、ファミリー世帯であれば中古持ち家を取得することも容易だからです。

都営住宅が集中して40年を経過した団地が集まる丁目は前述の「多摩市愛宕3丁目」「多摩市諏訪4丁目」「多摩市諏訪5丁目」に当てはまりますので以下のグラフを参考にしてください。二人世帯が多くなっていますね。何れも殆ど高齢者の二人世帯で、制度的に単身世帯には入居制限がかかっていたことの結果で、二人以上が家族としての扱いですから、結果として一人になっていく過程で単身世帯が増える傾向にあります。公営住宅に60歳以上の単身世帯が入居できるようになったのは平成17年ですので、実態としては家族数の減少で単身者が増えているので必然的に二人以上の世帯が多くなります。

一方、UR賃貸住宅は「多摩市永山4丁目」に集中していますが、単身世帯が多くなります。公営住宅の入居制限が60歳以上に限られていることや応募倍率が高すぎることもあり、UR賃貸住宅に単身者が集中します。これもまた制度矛盾で偏向的な入居状況になります。これは多摩ニュータウンだけではなく全国的な傾向にもなっており、地域コミュニティのアンバランスを生み出している原因でもあります。何とかとしなきゃ。

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