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2017年12月20日 (水)

多摩ニュータウンで建替が進む団地を応援したいが

多摩ニュータウンの団地で建替が期待される団地はいくつか有るのですが、私達が協力しなくても事業的に成立する団地と、我々のような市民団体が支援しないと建替がうまくいかない団地とに分けられます。中でも建替が容易な団地は「松が谷6番地住宅」で、敷地が広いので事業還元率も高くなります。ここについては建替事業を進めたいと思っているマンションデベは間違いなく支援してくると思いますので、我々が心配しないでも更新は進んでいくと思います。

次なる候補は「鹿島団地」です。何れも八王子市域で建替効果が高い団地になります。鹿島団地は敷地も平坦ですので計画が容易であることや南側に公園や緑地を抱えていることから景観的なメリットが高く、居住性の演出には有利に働きます。もう一つ建替の可能性が高い団地が「松が谷団地17」だったのですが、すでに建替が進行していて「レーベン多摩センター」として組合施行の建替マンションとして販売中です。こうした実例を目の前にすると各ディベロッパーは落ち着かなくなるはずです。何れもモノレール駅から10分以内の位置にありますので事業的には魅力です。

一方、多摩市域に入ると話は違ってきます。日本最大の建替事業が多摩市の諏訪2丁目住宅で成立したから次なる建替も有るだろうと思うのですが、残念ながら多摩市での具現化は難しい状況です。というのも八王子市と多摩市とは建築制限が異なっています。多摩市では容積率の基準を自主的に下げていて、容積率200%を150%に制限しているのです。それに多摩市では絶対高さ制限を導入していて、23mという基準が定められているので、7階建てまでの建物に規制されます。同じ多摩ニュータウンの中でも隣接している敷地の土地利用が大きく変わってしまうことで、隣には超高層が建つのに、隣り合わせているだけで土地利用が大きく制限されているのです。

多摩ニュータウンの中に自治体に因ってチグハグな土地利用計画があるというのは如何なものでしょう。すぐにも改善しなければ都市の形態は混乱しますし資産価値も変わってきます。都市計画審議会は何を考えているのでしょうか、いや何も考えていないから自治体の要請にただおもねるだけなのかもしれません。主体的に東京都が4市にまたがる多摩ニュータウンの土地利用をきちんと示して、同様の基準で土地利用計画を定めなければ多摩ニュータウンは混乱します。いやすでに混乱しています。この責任は誰が執るのでしょう。

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