都心のほうが売却用の空き家は多い
都心部の不動産の動きは激しいので、2013年の「売却用の住宅率」と2018年の「中古販売率」とでは誤差が発生します。特に2013年10月段階では都心部で新築マンションがどんどん売れていた状態で、とりわけタワマンブームが到来していたと思います。そうなると千代田区や中央区、港区、江東区、大田区のような再開発や湾岸地域では新築販売住宅が多く供給されます。
ところが2018年8月ではこうした投資物件は少なくなり、そろそろ売り逃げを含めて中古市場の売り物件が増加するようになります。比較的中古物件が多いのが千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、目黒区、渋谷区。といったところでいずれもマンションブームも到来した区です。
区部と市部を併せた中で、世田谷区が持ち家空き家が最も多くなっています。流通している住宅の数6~9倍の持ち家空き家が滞留しています。広域に戸建て住宅で埋め尽くされた感のある世田谷区です。高齢化して退去した後の処分がままならないのかもしれません。世田谷区も現実問題として取り組んでいるようです。
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