2017年7月16日 (日)

旅日記 デンマーク コペンハーゲン「市役所前広場」

55°40'33.1"N 12°34'08.1"E

写真を観て、これが何かを言い当てる人は大したもので、にわかに信じられないものが立っていた。コペンハーゲンの市役所前広場に設置された簡易型4人分の「小便器セット」である。タンク内蔵型で独立して立っているものだから容易に移動可能。そもそも日本人的には「厠」というのは隠れてするもので白昼堂々広場に晒すものではない。

そこはバイキングの血を彈く民族。蓋の付いたビールグラスを傾けて豪快に煽る飲みっぷりは男社会の伝統なのか、ションベンまでもワイルドで開放的な風景である。2010年6月25日金曜日の夕方、日本対デンマーク戦の当日、コペンハーゲン市役所広場に人々が集まり始める。これからワールドカップで日本が勝つのである。そのイベント会場の一コマ。ここに来たデンマーク人たちは大いに落胆してションベンを垂れるのである。

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2017年1月14日 (土)

ちょっと息抜き:中国の政治と経済が気になる

民主主義がすべていいとは思わないが、中国の共産主義がいいとも思わない。今の中国は「ともに幸せを願う共産主義」ではなく、「格差を是認する専制主義」「体制維持の保守主義」のようにも見える。法律が民衆を守るものではなく社会の仕組みを守ることが優先され、体制重視に傾けられているものだから国民を幸せにするシステムではなく国家を安定するシステムに偏りすぎていることで、国民を取り巻く社会が安定していない状況が続いている。だから環境汚染が最悪でも国民目線に物事が進んでいかないことが事態を悪化させていると思う。

この写真はオリンピックで使われた鳥の巣のアリーナ。昼間なのに霞んで見える。2011年11月の写真である。

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2016年5月30日 (月)

50年後の日本「国と国の競争」

「用意ドン!!!」という掛け声とともに走り始めるのは「かけっこ」という「競争」だが、「人と人」の競争はあっても「国と国」という単位での「競争」を考えるときにはそう単純ではない様に思う。たとえばオリンピックでの「競争」は「国や地域別スポーツ選手権」だから「国と国との競争」のようにも見える。しかし見方を変えれば「スポーツ選手同士の競争」でもある。チームと言っても所詮は個人の能力差が勝敗を決める要因になり、国同士の競技ではない。最近ではいつの間にか選手の国籍が変わっているオリンピック選手も見かけるから、国同士の競いあいではなくなっている。

先日、リオ五輪の予選で韓国との一戦に出ていたキム・ヨンギョン選手。一人で八面六臂の大活躍で日本に圧勝したのだが、彼女も日本のチームで活躍していた選手なので、いよいよ世界は選手のトレードは当たり前になっている。そうなると改めて国と国という競いあいではなく、個人と個人の戦いではないかなと思ってくる。野球の世界でも大リーグで活躍している日本人がオリンピックに出るなどというのは普通のことだから、次第に国籍などが軽視される社会になりつつあるのだと思うのもあながち行き過ぎた考えではないように思えてくる。

改めて世界を見渡す中で、ユーロという枠組みがやはり未来を期待させる。そもそもイタリアから貴族が英国に嫁いだり、古くはローマ帝国の拡大やハプスブルグ家の台頭など、ヨーロッパには混血の歴史が重ねられている。それが国境を開放し通過を統一するという仕組みを導入した。日本からユーロ圏に入るのも今では最初の国でパスポートチェックを受けるのだが、それ以降はなくなった。まさにフリーパス状態になった。いちいち両替も必要ないので、一寸寄り道の街歩きには便利だ。国境が隣接していて、その管理が面倒だという理由はあったにしても隣国同士が平和でなければ成立しない関係だ。

ヨーロッパには多くのサッカーチームがある。日本からも選手を出しているが、チームメイトの国籍は多様だ。超有名なスペインのレアル・マドリッドだが、24人の選手の内14人が外国籍である。戦績第一位のバルセロナでも12人が外国籍という事実はすでに「国の代表」という地位は失っている。むしろ「世界の代表チーム」と呼ぶにふさわしい組織立てである。今現在ではオリンピックは国が表に出てくるが、そのうちオリンピックは個人やチームの競い合いになってくるのではないかとふと想うのだ。その方が平和なような気がしている。

2016年5月 1日 (日)

ちょっと息抜き:「高齢化と適応性」について

年齢が高じると体力的な衰えとともに精神的にも適応が難しくなる。「短気になる」「思考が続かない」「複雑な思考に耐えられない」「スピートについて行けない」など様々な症状が出てくるのが高齢化というものだが個人差も大きいようだ。特に日常的な運動の習慣のある人とない人の差や、飲酒が習慣化している人と適度な飲酒で過ごしている人との差もあるなど、個人差も多く観られるようだ。

私の場合は日常的な飲酒と運動不足に依る身体の衰えがじわじわと出ていると思われるし、若い時からの聞き取りにくい聴覚の衰えや目の障害も次第に顕在化しているように思われるので、注意が必要なんだと思い至っている状況だ。人間は30代中期から老化が始まると言われているが、だれにも訪れる加齢による退化現象はうまく受け止めて行くしか無いという状況である。

私の関係する組織が主催したイベントで、「震災を忘れない」をテーマで新宿から多摩ニュータウンまで徒歩で帰宅するという企画をした時に、75歳の男性が元気に踏破した時に感想が印象的に残っている。私は朝の出迎え組で歩かなかったのだが、75歳の彼は朝も元気で奇声を挙げていた。

話を聴くと「毎日2時間歩いている」という。多摩ニュータウンは坂道だから結構な運動量になるのだが、「大病をしてから歩き始めた」という。聞き漏らしたがおそらく5年以上は続けているようだ。その間急速に体力が備わったという報告であり、今回の長距離行脚も苦にならなかったというから鉄人である。つまり、これは「訓練」なんだという結論に達する。

体が元気だということは血行も潤沢で脳の活性もいいということになるし、健康寿命の期間も長くなるということでもあるだろう。運動不足で飲酒を続けることでは気分よく生きられないし、たとえ疾病を患っても楽しい思考が妨げられるならば、やはり健康が望ましい。そこまで気付くと「運動しますか」という気分になる。飲酒も程々に運動の習慣が生まれれば、先の75歳の元気印を少し共鳴できるかもしれないと思うのだが、私の75歳はあと8年、其の時に何を発言するか、楽しみである。生きていればの話だが・・・。

2016年3月30日 (水)

50年後の日本「首都圏直下地震」

「首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)」が平成25年12月に内閣府の「中央防災会議-首都圏直下地震対策検討ワーキンググループ」から出ているのを知っている人は少ない。何しろ日本人は災害を予防するという意識には弱い民族で、あの戦争すら制御できなかったくらいだから、どっぷりと安住していると突然震災が湧いて出てくることになる。本当はそうはなってもらいたくもないが、相変わらず民間マンションの耐震診断は進まないし、耐震補強だってほとんど手付かずで、震災が来てから「アァアッ~」となる。

文部科学省の公式見解 では「南関東でM7クラスの地震が発生する確率は30年以内に70%」とは2014年の言説である。では50年以内ならばどうなるのって聞きたくなるが、「地震予知に携わる研究者からすれば、「4年以内」と「30年以内」に大きな差はない。」とのことだから、まあ50年以内には発生しているのだろうと捉えてみよう。そうなると対策は急務である。

多摩ニュータウンで生活していると地震の発生した時に都心に出掛けていないことを願う気持ちが強い。つまり多摩ニュータウンならば安全だという確信がある。建物も安全だし道路も広いし公園も広いので避難も楽だ。公共施設も充実していて類焼の恐れもない。そうなると多摩ニュータウンにいつづけたいと思う。ただし都心に出掛けているケースが多い。だから避難を実践するイベントを試みた。

「リアル帰宅訓練 ナイトウォーク2015年7月17日」である。帰宅難民を想定して夜23時、新宿西口を出発し、多摩市まで30kmをほぼ8時間かけて歩き通したのだ。総勢40人が落伍者も生まず帰ってきた。素晴らしいパワーに敬服するが、なかなか実際の新サイトは違うから実際はさらにリスクを伴う皇軍となる。途中での火災発生も歩道での人の混雑もとんでもない事態が発生しそうだ。想定外の事が次々に発生する可能性が高い。

特に環状7号線当たりを超えるのは至難の業だろう。火の手が上がっていて超えられないかもしれない。その時、手前で滞留するのは危ない。何が起こってもあり得る事故になりそうで、想定も予想もできないことが次々と起こる。やはりこうした状況に追い込まれたくないが、出会ったら仕方がない。でも都心は怖い。

2012年9月23日 (日)

安気な住まい:団塊世代、男性編、今後の人生設計はどうする-5

男1人で生涯を終えるという生き方も良いかもしれない。その場合には擬似家族を作ることをお勧めする。世間では男おひとりさまは何かと疎まれる。若い内はいいのだが、60歳も超えてくると何かと厳しい見方も出てきて、気むずかしくも不潔にも思われることが多くなるといささか自信を失う。

というのも男60にもなると、そろそろ加齢臭や脂ぎった汗などの体臭が気になり始める。その為には清潔にすることが何よりの習慣になる。しかし、誰かに見られているとか、相手が気になるコミュニティがないと、それができない。家族がいたり会社でいる内は社内の雰囲気で自らを改められたが、退職すると判らない。「男やもめに蛆がわく」という表現も当たらずしも遠からずだが、妻が早く逝くと大概の男はそうなる。

一方、ずっとシングルの男性は意外と自覚があり性格も静かだ。時には激しすぎて家族を造らない男もいるが、たぶん早々と犯罪を犯して監獄に入ることになるので、比較的おとなしい男が残る。シングルといっても結婚しないで親と同居というのは本来のシングルではない。こうしたシングルは一人住まいでないから、集まって住むなどの必要はない。ここではとりあえず、今一人住まいの男シングルを考えてみる。

そうすると比較的目立たたないタイプが多いが、大体が我儘な性格が根に隠れている。「結婚したがすぐに離婚」タイプのシングルが意外に多い。若い時に女性と付き合ったが、どうも盛り上がらないので自然とわかれたとか、なんだか面倒が先にたってしまうなど、1人でいる価値を放棄できないタイプもいる。

こうした男シングルが始末が悪い。だからといって男性好みならば、それはそれでカップルになれるのだが、なんだか倫理観というのか、ガードが硬いのか、ハードルを超えられないのか、おっかなびっくりで付き合う相手を選ぶことになる。だから意外と深い関係は得られない。表面的には付き合えるが、親族にはなれないという関係がフランクに存在しているのが居心地がいいようだ。

そこで、こうした男シングルには「地域に開かれた工房型コミュニティ」を提案したい。工房は地域に開かれている。その工房を男シングルの入居者が囲む。工房の種類は単独のメニューでもいいし、複数の工房がまとまっていても良い。たとえばパソコンの得意な人の工房と自転車好きの工房、それに釣り好きの工房も多様な工房が揃っていて良い。その工房が地域に開いている。工房の運営は居住者が担い。地域からのニーズに応える。たとえばパソコンの教室をホールで開催する。釣りのイベントを終末に企画する。自転車で遠乗りを楽しむなど、工房の主催者が企画して地域とのコミュニケーションを図ることの出来る住まいがある。それがコレクティブ工房住宅としての体をなす。

一つの趣味で集まるのではない。個々の多様な趣味が同居できる場を創る。それに因って相乗効果が生まれる。パソコンと自転車が結びついて、GPSで自転車のイベントを仕掛けることが出来るかもしれない。渓流釣りの安全管理をGPSで対応する。想像できないアイディアが多様な可能性を高める可能性がある。男の趣味にはカネもかかるし体力の変化でも志向が変わる。ゴルフが趣味だったが、ダイビングが好きになるとか、車が好きだったがバイクに替わるとか、こうした変化にも柔軟に対応できる工房付きコーポラティブ住宅を提案したい。どう???

2012年8月24日 (金)

エネルギーシフト:気象庁は8月10日に「エルニーニョ監視速報(No.239)」を発表した

内容については2012年7月の実況と2012年8月~2013年2月の見通しとして「・エルニーニョ現象が発生したとみられる。・冬までエルニーニョ現象が持続する可能性が高い。」との二点を解説とともに発表した。一般的にエルニーニョ現象が発生すると冷夏になるということだが、気象庁は「7月の日本の天候には、エルニーニョ現象時の特徴は明瞭には見られなかった。今後の日本の天候については、最新の季節予報を参照されたい。」という解説を寄せているが、要は思っていたのとは違う状況だという説明だ。そこで、こうした通説はそれほど確立された現象ではないということだと受け止めておこう。

とはいえ、確実に自然現象は動いているので、地球という環境の中での生活をしている日本人である限り、気候変化がもたらす影響は常に受けることになる。昨日も前線に因る大雨や風害で死者も出ているという状況の日本である。間近に迫ってくる地球の変化が毎日のように国際映像を通して伝わってくる。4年後のオリンピックが予定されているブラジル。南半球は冬なのだが、連日、夏のような天気だという。日中は半袖で先日のニュースでは海岸に海水浴客で賑わっていた。

そういう気候だから2016年8月5日から8月21日までブラジルのリオデジャネイロで開催される第31回夏季オリンピックは、冬の南半球のはずの地で開催出来るという理由がわかる。確かにこれまでの気象状況から見ると、北半球で行われるのと同じで大丈夫だと思うが、今回のロンドンの方が寒かったのではないかと思うほど変な天気が続いている。リオデジャネイロの平均気温を見ると8月は冬といっても20℃以上で1月でも26℃あたりだから年間を通じて過ごしやすい気候だ。これならば夏に水泳もトライアスロンも問題なく出来る。

それに比べて東京の気温は異常だ。冬は5℃、夏は27℃が平均で、さらに温度差の振幅はひどくなる一方だ。35℃以上の猛暑日の日数が熱中症を発生させるのだから地球温暖化とはままならぬもの。そういえば食料自給率も南半球は優等生。そろそろ北半球から南半球への大移動が始まるかもしれない。そんな時期だからこそブラジルでのオリンピックはありがたい。

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